放置も放置で私があわわー!なのですが!
とりあえず生きております。
本日、アンソロの原稿を入稿?というか渡して参りました。
編集などを全てお任せしているので、とりあえず私の仕事は終了。。。
あ、まだコメントと主人公設定だ!!
しかし時間切れ…
明日から8日間、ちょっくら旅行に行って参ります。
こんな時期に自分の首を絞めてるとしか思えないんですけど。。。
とりあえず鋭気と脂肪を養ってきま す\(^ω^)/
許可を得ましたので、こちらにサンプルをあげておきます。
ゲロあまですwwww
興味のある方はドウゾです。
アンソロの情報はブログ(PC閲覧)の、横にあるリンクからもチェックできますので!
あ、今回のアンソロは春夏秋冬がテーマっす。
私は夏担当でございます。
私以外の素敵作家さんの情報がそちらで是非☆
『風知草のオモテ』
そんな雑踏の中、いきなり前に立つ女子生徒から声をかけられたかと思えば、それは雪子と千枝であった。二人も結果を見に来ていたようだ。
「さっすが水谷君!って、その様子じゃまだ結果見てなかったりする?」
反応の薄い様子から察したのか、千枝は今まで自分が立っていた場所から一歩引き、前で見るように促してきた。
「どうぞ!とくとご覧あれ!」
沈黙は一瞬だった。
「……うお、お前一位かよ…さっすが俺の相棒!」
「何でアンタが調子に乗るのよ。コレは水谷君の実力だってば」
「今回の試験前は結構忙しかったのに、すごいね」
自分のことのように喜んでくれる陽介や、おめでとうと言ってくれる千枝と雪子。勿論それも嬉しいのだが、今それよりも気になるのは彼の結果だ。あれから一週間、ほぼ毎日彼の勉強に付き合ってきた。水谷自身も、当然自分の事のように気になる。当の本人はどうやら水谷が千枝達と話している隙にさっさと結果を確かめていたらしいが、なかなか千枝とのじゃれあいが終わらない。早くその結果が訊きたくて、水谷は肩を叩いて陽介を呼んだ。
「で、陽介。お前はどうだった?」
「…あー、俺?」
あたかも今思い出したかのように頭をポリポリと掻き、照れ臭そうに視線を逸らす。再び交わったその眸子には、喜びの色を見ることが出来た。
「お陰様で赤点回避出来ました。…マジで感謝してる」
一呼吸置いてからゆっくりと告げられた陽介の言葉は、予期した通り、水谷にとっても嬉しいものだった。
「……で、だ」
やや緊張した面持ちで陽介は口を開く。
「ほら、何でも言えよ。赤点回避したら何でも言うこと聞くって約束しただろ」
一体何をお願いされるのか。たまにとんでもない事を言い出す相棒に若干の不安を覚えるものの、それでも、漸く借りを返せるという方が陽介にとっては喜びの方が大きかった。
「そうだな…」
暫し考える素振りを見せて水谷がゆっくりと口を開く。
以上、中途半端に抜粋。
11ページくらいになってます。